重大事件の判決に大きく関わる裁判員にあなたがなるかもしれません。

 

中間評議

1日目の審理が終わると、裁判員は一度評議室に戻って、評議の時間を設けることがあります。

 

これを中間評議といいます。

 

中間評議で裁判員が行うことは、裁判官や他の裁判員とともにこれまでの審理について様々な意見を言い合うことです。

 

この場でこれまでの審理の疑問点や感想を出し合い、お互いの意見を深めることになります。

 

また、中間評議では、裁判長から裁判員に今日の感想や、審理の途中でわからなかったことなどに対して質問を受け付けます。

 

最終の判断は、すべての審理が終わってからです。

 

審理は検察側の立証から始まりますので、この時点で考えをまとめてしまうことは判断を誤る可能性があり、危険です。

 

明日はどのようなことが行われるか説明が裁判長からあった後、集合時間の確認をして、裁判員の1日目は終了です。

 

それぞれ裁判員は裁判所から家路に向かうことになります。

中間評議記事一覧

評議では必ず自分の意見を言わなくてはならない?

裁判員法では裁判員は評議に出席し、意見の述べなければならないと定められています。評議では裁判員1人1人に意見が求められますので、評議の最中ずっと黙っていることは認められません。ただ、口下手やあがってしまう人もいるでしょうから、些細な意見でもいいので、気付いたところから発言していきましょう。自分の意見...

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裁判官も意見を言うの?その結果評議で裁判官に誘導されることはない?

裁判官の誘導は自粛が求められています。評議において裁判長の進行は大きな役割を果たします。しかし裁判の争点を裁判長が事前に絞ってそこだけを議論するように裁判員に促すと、誘導と捉えられかねません。裁判官は裁判員よりも後に意見を言うようにするなどの工夫がされますが、実際にどの段階でどの程度意見を言うかは個...

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口下手だったり性格が内向的な人は、他の裁判員や裁判官に誘導されて発言できなくなる...

裁判長の司会進行の力量に委ねられます。裁判長は、評議において裁判員1人1人が十分に発言できるように配慮する義務があります。一方で、評議は口頭での議論で進んでいくので、口下手であったり気が弱い性格の人が発言の機会が奪われる可能性もあります。

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意見が他の裁判員と対立してしまったらどうなる?

他の裁判員と対立しても自分の意見を言うべきです。評議の過程で他の裁判員と意見が真っ向から対立することも考えられるでしょう。育った場所もバックグラウンドも違うのですから当然であり、それこそが裁判員制度の狙いでもあるのです。こういったことで、お互い対等なのですから自分の意見を変える必要はありませんが、他...

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裁判官同士でも意見が対立する?

裁判官同士でも意見が対立することは当然にあります。裁判員の参加する裁判において、裁判官の3人が事実の認定や法の解釈などにおいて常に同じ意見とは限りません。

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評議室ではお茶や水を自由に飲むことはできる?

審理と評議の間などは休憩時間があります。そのときに自動給湯機などでお茶や水を自由に飲むことができます。

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裁判員になっている間は、帰宅後にお酒を飲むことはできない?

お酒を飲むことは禁じられていませんが、飲みすぎには注意が必要です。翌日の裁判に差し支えがあってしまっては問題です。1人の人生を左右する大事な場所です。また、ポロっと守秘義務を漏らしてしまう可能性もあります。酔ったまま裁判所に行くのはやめましょう、裁判員を解任される可能性があります。(酒に酔って会社へ...

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裁判官は評議室の中での法服を着ている?

裁判官が法服を着るのは法廷だけです。評議室ではスーツなどを着ています。最近は、クールビズを採用して法廷以外ではネクタイをしないことも多いようです。

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自宅に帰った後、事件に関する新聞やテレビを見てもいい?

裁判員の期間中、事件に関する報道を見ることは規制されていませんが、裁判員は法廷で見聞きしたことのみで被告人が有罪か無罪か、その量刑まで判断する必要があります。裁判とこういった報道は別ものとしてとらえてください。

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評議の議事録はつくられる?

議事録は作られません。評議の過程でどのような話し合いがされたかなど、裁判員のプライバシーを守るという観点からも、議事録は作られません。

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望んでないのに途中で裁判員を辞めさせられることはある?

法廷で暴言を吐いた場合など、裁判員を解任されることがあります。裁判員法では、裁判長が抑止しているにもかかわらず裁判員が法廷において暴言を吐いたり、不相応な言動をして、裁判の進行に支障のある場合は、例え裁判の途中であってもその職権で解任することができます。

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家族に担当している事件について感想を聞いてもいい?

身近な人に事件の感想を聞くことはできます。しかし、評議の過程において裁判官や裁判員がどのような意見を述べたか、それに対してどう思ったかなどを話すことがあってはいけません。裁判員はあくまでも実際の法定で見聞きしたことをもとに判断を下さなくてはなりません。身近な人の意見はあくまで感想を聞く程度にとどめて...

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裁判所以外で裁判員同士で会って裁判についてもっと話したい

裁判の内容は、評議の場以外では話はできません。話すには時間が足りないという方もいるでしょうが、守秘義務や他の裁判員などのプライバシーの問題などからも情報が漏れてしまってはいけないので、控えてください。

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関係者からお金を渡されたら

裁判員が買収される可能性がゼロではないが、収賄の罪になります。そもそも事件に関することで裁判員に接触することは法律で禁じられています。裁判員が事件関係者から金銭を受け取ったら、収賄の罪になり処罰されます。

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1日目の審理に参加したが精神的に限界、2日目から裁判員を辞めたい

原則として裁判員を辞めることはできません。しかし例外もあります。1日目の審理による精神的な苦痛で辞退したい場合もあるでしょうから、そういう場合は裁判所に事情を説明して辞退を希望してみましょう。

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裁判所に行く途中交通事故に遭ってしまった、補償を受けることはできる?

補償を受けることができます。裁判員は、非常勤の裁判所職員とみなされますので、常勤の裁判所職員と同様に国家公務員災害補償法の適用を受けることができます。裁判員に選任された後の裁判所の行き帰りに交通事故に遭ってしまった場合でも、この法律の規定に沿った補償を受けることができますので、すぐに裁判所に連絡をし...

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裁判員期間中の自分のことが、インターネットのブログに書かれている

名前や個人を特定できるものであれば、訴えることができます。しかし、裁判員の容姿などをブログで書くことは禁止されていません。

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